買い物依存症の相談窓口について


依存症の人たちが気軽に集える相談コーナーはある?

買い物依存症は依存症のなかでも特殊と言えるものです。

 

 

依存とは悪影響を自分の範囲でとどめておけるもので、嗜癖はその影響が自分だけにとどまらず周囲の人にも飛び火してしまうものと区別していますが、買い物依存症はまさにどちらともとれるものではないでしょうか。だから買い物依存症は特殊なのです。

 

 

程度が軽ければたんなる浪費と受け取られかねないのですが、進行した場合の被害はほかの依存症より周りに及ぼす影響も大きいからです。

 

 

それでも買い物依存症は、それほどメジャーではないのか、気軽に相談できる相談窓口、お金がない人でも相談できる無料相談のコーナーもほとんどありません。ただ、依存症を広く扱っているカウンセリグ施設はありますし、依存症の体験者が集うサークルや自助グループはいくつも存在しています。

 

 

ここではそれらの無料相談コーナーを取り上げてみました。

 

 

無料相談ならまず行政機関で探してみよう

 

自分を依存症ではと疑ったら、まず先に行政機関をチェックしてみることをおすすめします。行政機関の相談窓口は良いところは何と言っても無料です。お金の心配をしないで相談できます。電話はしにくいと思いますが、意外に何処も打ち解けやすい雰囲気があります。

 

 

ただし、精神科の相談ができるのは精神保健福祉センターだけです。しかし、行政機関で心の病の相談をできるというのは非常に嬉しいことではないでしょうか。早い時期に開設されたセンターになると、1960年代の後期にできた施設もあります。

 

 

各都道府県に少なくとも1ヶ所以上、設置されていますが、たとえば東京だと3ヶ所、神奈川には4ヶ所も設置されています。

 

 

精神保健福祉センターは行政機関ということもあって、やはり精神障害者の自立支援や精神保健福祉手帳の審査を中心に行なっていますが、依存症や嗜癖についての相談も持ちかけてみることもできるようです。また、精神科の紹介もやっているはずなので、利用してみましょう。

 

 

なお保健所でも「精神保健福祉相談」を行っていますので、保健所も相談窓口にしてみると良いでしょう。

 

 

NPO法人や市民団体の相談窓口

 

次にNPO法人や市民団体から紹介しましょう。

 

「AKK(アディクション問題を考える会)」という市民団体が、依存対象に関係なくさまざまな嗜癖問題に門戸を開いています。ここは不定期の例会(セミナー)と電話相談を行なっています。

 

 

「AKK(アディクション問題を考える会)」[1]はアルコール・薬物・ギャンブル・DV・ひきこもり・摂食障害など、幅広くアディクション問題を扱っているのですが、ここは買い物依存症でも関係なく集えるはずです。事務所は東京都世田谷区上北沢に所在していますが、全国から参加者を募っているようです。

 

 

ただ、これ以外ではNPO法人や市民団体から紹介できる団体はありません。なぜなら、買い物依存症をテーマに据えているている団体が少ないからです。

 

 

たとえば、ある団体は依存症を幅広く扱っているようですが、実態はアルコール・アディクションを中心に会員を募っています。依存症をテーマにしているNPO法人や市民団体はたくさんありますが、買い物依存症ということになると、相談しやすいところは限られてきます。

 

 

薬物依存症やアルコール依存症で有名な民間のリハビリ施設、マック(MAC)[2]やダルク(DARC)[3]も、薬物依存・アルコール依存を中心としたアディクション領域での問題をもった人を募る団体です。ただし、こういう団体ですから、買い物依存に適した団体を紹介してもらえるのではないでしょうか。

 

 

[1]AKK(アディクション問題を考える会)
ホームページ:http://www.akk-jp.asia
[2]全国マック協議会
ホームページ:http://www7b.biglobe.ne.jp/
[3]全国ダルク
サブページ:http://www.yakkaren.com/zenkoku.html

 

 

買い物依存症の自助グループ「DA(デターズ・アノニマス)」

 

自助グループは、一種のリハビリ機能を持ちながらも、基本的に専門家の力を借りることなく、体験者のみで運営されている自立支援の団体です。

 

 

DA(デターズ・アノニマス)[4]では、強迫的買い物・浪費・借金からの回復を目指す人が集まる自助グループです。買い物依存症の自助グループの存在は、かなりめずらしいといえるでしょう。

 

 

DA(デターズ・アノニマス)は1968年に米国にて、アルコホーリクス・アノニマスのメンバーが中心となってミーティングが始めました。彼らが金銭に関して経験した問題を話し合うために最初のミーティングを開催したのがきっかけだといわれています。

 

 

買い物依存症の自助グループも少ないですが、DA(デターズ・アノニマス)はなかなか意欲的な団体だと思います。

 

 

[4]DA(デターズ・アノニマス)
ホームページ:http://kaimonorouhi.jimdo.com

もしかして借金で困っていませんか?

買い物依存症の相談窓口について 買い物依存症の相談窓口について



買い物依存症の相談窓口について 買い物依存症の相談窓口について